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2022年8月13日 (土)

ももが入院しました

2022年8月12日

ももが緊急入院しました。

病名は急性腎不全です。

ただの夏バテかと思っていたので、まさに晴天の霹靂でした。目の前が真っ暗になりました。

異変があったのは2日前の8月10日の事で、午前9時ごろに嘔吐をして、そこから急速に元気が無くなっていきました。

嘔吐だけならよくあるし、その後は続けて吐くこともないし、と様子を見ていました。

これまでにも下痢や血尿など、心配な症状が何度もありましたし、その度に回復していましたので、この時点ではそれほど心配していませんでした。

 

しかしこれまでとはちょっと違うなという点もありました。

ゴハンを食べないのはともかく水も飲まない、オシッコもウンチもしない。

ただオシッコとウンチについては飲み食べしてないからだと思いましたし、偶然ですが、この直前の8月5日にはなが消化不良を起こして食べられなくなり、4日後の9日に回復するという出来事がありまして、その翌日だった事から、はなに続いて今度はももか~といった感じでした。

 

おかしいなと思い始めたのが2日後の12日です。

丸2日も水を飲まない、オシッコもしない、さすがにこれは病院に行った方がいいのでは、と考え始めた矢先にももが苦しそうに嘔吐したのです。吐くものが無いので唾液のような泡しか出ませんでした。

 

朝の10時ごろの出来事でした。

もはや考えてる場合ではありません、すぐに近所の病院に連れて行きました。

 

この時点でもまだ夏バテか何かだと思っていました。

栄養剤でも注射してもらえば治るぐらいの気持ちでした。

しかしお医者様の様子がかなり真剣で、エコー検査で腎臓が歪になっていると言われたあたりから不安が高まって来ました。膀胱にオシッコが溜まってパンパンだと言われました。

オシッコをしないのは水を飲まないからでは無くて、出せなかったのか、出さなかったのか。

尿道が詰まってるのか調べてくださいましたが、それは無いようでした。とりあえず尿道に管を入れて尿を排出していただきました。

この時点で先生は尿の色が薄い、とおっしゃいました。それって悪い事なの?不安が高まります。

 

その後、血液検査の結果が出たのですが、その数値がかなり深刻なものでした。

同様の病気で情報を探している方の為に数値の一部や治療に関する事も書こうと思います。

尿素窒素:175

クレアチニン:18.3

どちらも腎臓の状態を見るのに重要な数値で、どちらも非常に高いそうです。

例えば、クレアチニンは5以上で腎不全と言われているのに、すでに18以上あります。

先生からは何もしないとあと2、3日の命だとはっきり言われました。

 

何か重い物で頭を殴られたような気持ちでした。

11歳とは言え、まだまだ元気なももだと思っていましたし、20歳は無理だとしてもまだ数年は一緒にいられると思っていました。それにだんだんと衰えていって別れる時は前もって分かるのだとぼんやりと考えていました。

 

それがあと数日の命?何かの間違いじゃないかと思いました。

 

先生からは今すぐに人工透析をするように勧められました。

幸いな事にこの病院は今年になって人工透析機を導入していました。人口透析ができる動物病院は少ないですし、無い場合は遠くの病院に転院する事になったと思います。

 

ただ問題なのがその費用ですと先生に言われました。

1週間から10日ほど入院したとして、50万円ぐらいかかるとの事です。

高額な理由は透析が1回5万円ほどかかるからです。

相当な金額ですが、迷いはありませんでした。

透析をするには首の血管に管を入れる手術が必要だそうで、すぐに全身麻酔をして手術になりました。

全身麻酔で亡くなる猫もいると確認されました。

 

この時点では先生も11歳でもまだ若いし、回復する可能性はあるとおっしゃってくれて、ちょっと気持ちが落ち着いてきます。近所に透析ができる病院があって、ももはラッキーだと夫婦で喜んだりもしました。

 

でも喜びも束の間、透析後の血液検査の結果が思わしくないようです。

先生からは透析しても数値が全く改善しない、明日もう一度透析をしてみますが、それでだめなら覚悟して下さい。とはっきり言われました。

 

再び奈落の底に落とされました。

ここまでがこのブログを書いている時点までの出来事です。

今2回目の透析をしているところです。

良い結果が出るのを祈りながら待っています。

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